ランサーズ株式会社 | 株式会社エモーションテック

CASE STUDIES

導入事例

ランサーズ株式会社

人事部 部長 秋好聡氏
人事部兼オープンタレント推進室 西村創一朗氏

企業文化のさらなるアップデートに向けて、身体測定の位置づけでeNPS℠調査を実施

サマリー

課題:個のエンパワーメントを推し進める上で、現状の組織の状況を客観的に把握する

成果:メンバーのエンゲージメントを数値化し、その高低に寄与している要因かを特定し、経営幹部で結果を共有した。個別面談で定性的な声も収集し、組織の現状を構造的に把握できた。

導入のきっかけを教えてください。

当社は、「個のエンパワーメント」というミッション、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」というビジョンを掲げています。事業が拡大し、組織も大きくなる中で、多様な個性をもった人が活躍できるカルチャーを改めて言語化し、健全にアップデートしていくためにも、一度組織の状況を客観的に把握したいと考えていました。

また、従業員のエンゲージメントの高い組織ではリファラル採用も成功しやすく、採用費用を最適化できるという原体験がありました。

ダイエットをする時には、当然「今の体重」を把握します。働き方改革や組織改革を推進する上でも、体重計に乗るような感覚で、eNPS℠を把握することで正しい打ち手を最短ルートで進めることが可能になると考えています。ですから、eNPSを把握し組織をより良くしていく上で、前提となる分析をしっかり行うことの重要性を関係者で共有しました。

eNPSの調査を行う際には、シンプルなアンケートツールでも回答を収集することは可能です。しかし、分析の切り口などは自分たちで設計しないといけませんし、その工数もかかります。QCDの観点から自前で実施するよりもEmotionTech EXを利用した方が、メリットが大きいと考えました。

EmotionTech EXで特に興味を持ったのは、エンプロイージャーニーマップです。どのような要因が従業員のエンゲージメントのアップ、ダウンに寄与しているのかを構造的に把握することで、現状の組織の課題を具体的に把握することを期待しました。

アンケートはどのように実施されたのでしょうか?

事前にマネージャー以上に目的等を案内し、関連会社も含めた全従業員を対象に実施しました。回答は強制していませんが、9割以上の従業員から回答を得ることができました。

調査の結果はどのように活用されていますか?

Emotion Techが作成した調査結果レポートでエンゲージメントの高低が何によって生じているのかを把握することができました。組織や人に関しては、「こんな声が上がっている」という定性的な情報も必要ですが、数値で「見える化」してビジュアルで把握できると課題の把握もスピーディーにできます。レポートの内容は、経営陣と部長職以上で共有しています。

また、より手触り感をもって実態を把握できるように、部署ごとにローデータから分析も行いました。定性的な声を把握したい観点については個別面談も実施して、メンバーが実際に感じているところを把握する機会も持ちました。

調査結果から得られた示唆は、納得感のあるものでした。例えば、業務が多忙なために十分なコミュニケーションが取れていないケースがあることや、特定の役割を担っている層に負荷がかかりやすい構造になっていることなどが分かりました。大きな方向性は共有できていても、日々の業務の中で気になっている点などはなかなか言いにくいこともありますので、調査をすることで「メンバーの本音」を明確にできたと感じています

メンバーが、思っているところを回答してくれるのは、会社への期待の表れでもあります。調査をきかっけに「今の状況がなぜ起きているのか?これからどうしていきたいのか?」を対話しながら、より良い方向に進んでいけるのではないかと考えています。

今後の展開について教えてください。

eNPSは、継続して調査していくと下がる傾向にあるという仮説も持っていますが、今後も3カ月に1回程度で定期的に調査を実施していく予定です。事業フェーズにおいて組織運営の在り方も変わるものですが、だからこそ従業員のエンゲージメントを適切に把握しておくことが必要だと考えています。

 eNPSの調査から、従業員のマネジメントを適切に行うだけでなく、転職者がより早期に活躍できるようエントリーマネジメントにも活用できると考えています。働き方やカルチャーを言語化することで、当社自身が「個のエンパワーメント」をさらに実現できるような場となることを目指していきたいと考えています。

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